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Because,you're there ※闘病記はFBに綴っていた過去の闘病記を転載してます。

つながる

「子供を亡くしたあなたが、どうして子供のためのボランティアするの?辛くないの?よく出来るよね、私だったらとても出来ない。」

そう問われました。 うーーん。 正直、子供を見ると辛いことは多々あります。 ベビーカーに乗ってる子供を見れば、 木漏れ日さす森の中を散歩したことを思い出し、 自転車で走り回る子供を見れば、 友達の後ろをふらふらと懸命にペダル漕いでついていってた姿を思い出す。 多分、この先も事あるごとにそう思うのでしょうね。

はるか昔、ラッセルのグローバル・ブレイン。ラヴロックのガイア仮説というのを読んだことがあります。 平たく言えば地球はそれそのものが完璧なシステムを有した生命体で、人類はその神経網だと。 人類が一つの壮大な神経網だというのであれば、 この地球に生まれた人間はすべて繋がっているということになります。 脳細胞とおなじ、日々消えていく細胞はありますが、 消えた細胞が有した記憶は他の細胞に受け継がれていくわけです。 そうおもった時、 確かに息子はこの世界から見えない場所にはいったけれど、 そのネットワークを通して命が受け継がれていってると思えば、 そう嘆き悲しむこともないのかなと。

世界はつながっている。

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